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テクニカルヘルパー


 VisualBasic2008 リトル・ヘルパー 

◆ 日付・時刻の操作(DATE・TIME)
日付・時刻を操作する関数/プロパティを記述しています。
関数/プロパティ
DateAdd
指定の時間間隔を加算した日付と時刻を取得します
DateDiff
2つの日時の時間間隔の差を取得します
DatePart
特定の日時より指定する部分の値を取得します
DateSerial
指定の年、月、日を表す日付の値を取得します
DateString
システムの現在の日付を取得または設定します
DateValue
指定の文字列より日付の値を取得します
Day
指定の日付より日の値を取得します
FormatDateTime
日時の値を指定の書式に変換した文字列式を取得します
Hour
指定の日時より時( 0 〜 23 )の値を取得します
IsDate
式が有効な日付型 (Date) かを検査します
Minute
指定の日時より分( 0 〜 59 )の値を取得します
Month
指定の日付より月( 1 〜 12 )の値を取得します
MonthName
月の名前の文字列を取得します
Now
システムの現在の日付と時刻を取得します
Second
指定の日時より秒( 0 〜 59 )の値を取得します
TimeOfDay
システムの現在の時刻を取得または設定します
Timer
午前 0 時から経過した秒数を取得します
TimeSerial
指定の時、分、秒を表す時刻の値を取得します
TimeString
システムの現在の時刻を取得または設定します
TimeValue
指定の文字列より時刻の値を取得します
Today
システムの現在の日付を取得または設定します
WeekDay
曜日の値を取得します
WeekDayName
曜日の名前の文字列を取得します
Year
指定の日付より年( 1 〜 9999 )の値を取得します
関数/プロパティ
DateAdd
指定の時間間隔を加算した日付と時刻を取得します
DateAdd( Interval, Number, DateValue )
1. Interval
[必須]加算する時間間隔を DateInterval値または文字列式で指定します
DateInterval値 文字列式
DateInterval.Day d
DateInterval.DayOfYear y
DateInterval.Hour h
DateInterval.Minute n
DateInterval.Month m
DateInterval.Quarter q
DateInterval.Second s
DateInterval.Weekday w
DateInterval.WeekOfYear ww
DateInterval.Year yyyy
2. Number
[必須]加算する間隔数を将来は正の数、過去は負の数で指定します
3. DateValue
[必須]時間間隔を加算する日時を日付型で指定します
※ 結果は日付型 (Date) で返されます
Dim dt As Date = Today '当日
'
MsgBox(DateAdd(DateInterval.Day, 3, dt)) '3日後
MsgBox(DateAdd(DateInterval.Month, -1, dt)) '前月
MsgBox(DateAdd("m", 1, dt)) '翌月
DateDiff
2つの日時の時間間隔の差を取得します
DateDiff( Interval, Date1, Date2, DayOfWeek, WeekOfYear )
1. Interval
[必須]取得する時間間隔数の差の単位を DateInterval値または文字列式で指定します
※ DateAdd の Interval を参照
2. Date1
[必須]時間間隔の基点となる最初の日時を日付型で指定します
3. Date2
[必須]時間間隔の差を算出する日時を日付型で指定します
4. DayOfWeek
[省略可能]週の最初の曜日を指定します(既定はFirstDayOfWeek.Sunday)
FirstDayOfWeek値 意味
FirstDayOfWeek.System 0 システムで設定の週の最初の曜日
FirstDayOfWeek.Sunday 1 日曜日
FirstDayOfWeek.Monday 2 月曜日
FirstDayOfWeek.Tuesday 3 火曜日
FirstDayOfWeek.Wednesday 4 水曜日
FirstDayOfWeek.Thursday 5 木曜日
FirstDayOfWeek.Friday 6 金曜日
FirstDayOfWeek.Saturday 7 土曜日
5. WeekOfYear
[省略可能]年の第 1 週を指定します(既定はFirstWeekOfYear.Jan1)
FirstWeekOfYear値 意味
FirstWeekOfYear.System 0 システムで設定の年の第 1 週
FirstWeekOfYear.Jan1 1 1月1日を含む週
FirstWeekOfYear.FirstFourDays 2 新しい年の少なくとも4日間を含む週
FirstWeekOfYear.FirstFullWeek 3 新しい年の1週間を含む最初の週
※ 結果は長整数型 (Long) で返されます
Dim dt As Date = Today '当日
'
MsgBox(DateDiff(DateInterval.Day, dt, #12/31/2011#)) '日数
MsgBox(DateDiff(DateInterval.Month, dt, #12/31/2011#)) '月数
MsgBox(DateDiff("m", dt, #12/31/2011#)) '月数
DatePart
特定の日時より指定する部分の値を取得します
DatePart( Interval, Date, DayOfWeek, WeekOfYear )
1. Interval
[必須]取得する日時の部分を DateInterval値または文字列式で指定します
※ DateAdd の Interval を参照
2. Date
[必須]特定の日時を指定します
3. DayOfWeek
[省略可能]週の最初の曜日を指定します(既定はFirstDayOfWeek.Sunday)
※ DateDiff の FirstDayOfWeek を参照
4. WeekOfYear
[省略可能]年の第 1 週を指定します(既定はFirstWeekOfYear.Jan1)
※ DateDiff の FirstWeekOfYear を参照
※ 結果は整数型 (Integer) で返されます
Dim dt As Date = Today '当日
'
MsgBox(DatePart(DateInterval.Day, dt)) '日の部分の値
MsgBox(DatePart(DateInterval.Month, dt)) '月の部分の値
MsgBox(DatePart("w", dt)) '週の部分の値
MsgBox(DatePart("yyyy", dt)) '年の部分の値
DateSerial
指定の年、月、日を表す日付の値を取得します
DateSerial( Year, Month, Day )
1. Year
[必須]年を 1 〜 9999 で指定します( 0 〜 99 は 1930 〜 2029)
※ マイナスは現在の年から引いた年
2. Month
[必須]月を 1 〜 12 で指定します( 0は前年の12月、13は翌年の1月)
※ マイナスは現在の年月から引いた年月、14以降は翌年の月に加えた年月
3. Day
[必須]日を 1 〜 31 で指定します( 0は前月の末日)
※ 、マイナスは現在の年月日から引いた年月日、末日以降の指定は翌月の日
※ 結果は日付型 (Date) で返されます
MsgBox(DateSerial(2010, 1, 1)) '2010年 1月 1日
MsgBox(DateSerial(2010, 13, 1)) '2011年 1月 1日
MsgBox(DateSerial(2010, 1, 0)) '2009年 12月 31日
MsgBox(DateSerial(2010, 4, -1)) '2010年 3月 30日
DateString
システムの現在の日付を取得または設定します
DateString
※ 結果は文字列型 (String) で返されます
DateString = #3/31/2010# 'システムの日付を 2010年 3月 31日に設定
MsgBox(DateString) '2010-3-31
DateValue
指定の文字列より日付の値を取得します
DateValue( StringDate )
1. StringDate
[必須]文字列の日付を指定します
※ 結果は日付型 (Date) で返されます
MsgBox(DateValue("2010-01-31")) '2010/01/31
MsgBox(DateValue("2010年1月31日")) '2010/01/31
Day
指定の日付より日の値を取得します
Day( DateValue )
1. DateValue
[必須]日付を指定します
※ 結果は整数型 (Integer) で返されます
MsgBox(Microsoft.VisualBasic.DateAndTime.Day(Today)) '当日の日を取得
FormatDateTime
日時の値を指定の書式に変換した文字列式を取得します
FormatDateTime( Expression, NamedFormat )
1. Expression
[必須]書式変換する日付を指定します
2. NamedFormat
[省略可能]日付を変換する書式を指定します。(既定は DateFormat.GeneralDate )
DateFormat値 書式
DateFormat.GeneralDate 日付部を短い形式で表示、時刻を長い形式で表示
DateFormat.LongDate [地域のオプション] で指定の長い形式で日付を表示
DateFormat.ShortDate [地域のオプション] で指定の短い形式で日付を表示
DateFormat.LongTime [地域のオプション] で指定の形式で時刻を表示
DateFormat.ShortTime 24時間形式 (hh:mm) で時刻を表示
※ 結果は文字列式 (String) で返されます
MsgBox(FormatDateTime(Now)) '
MsgBox(FormatDateTime(Now), DateFormat.ShortDate) '短い形式
Hour
指定の日時より時( 0 〜 23 )の値を取得します
Hour( TimeValue )
1. TimeValue
[必須]日時を指定します
※ 結果は整数型 (Integer) で返されます
MsgBox(Hour(Now)) '現在の日時の時を取得
IsDate
式が有効な日付型 (Date) かを検査します
IsDate( Expression )
1. Expression
[必須]検査する式を指定します
※ 結果は論理型 (Boolean) で返されます
Dim exam As Boolean '
exam = IsDate(#10/10/2010#) 'True
exam = IsDate("2010/10/10") 'True
exam = IsDate("2010/10/10 10:10:00") 'True
exam = IsDate("20101010 101000") 'False
Minute
指定の日時より分( 0 〜 59 )の値を取得します
Minute( TimeValue )
1. TimeValue
[必須]日時を指定します
※ 結果は整数型 (Integer) で返されます
MsgBox(Minute(Now)) '現在の日時の分を取得
Month
指定の日付より月( 1 〜 12 )の値を取得します
Month( DateValue )
1. DateValue
[必須]日付を指定します
※ 結果は整数型 (Integer) で返されます
MsgBox(Month(Today)) '当日の月を取得
MonthName
月の名前の文字列を取得します
MonthName( Month, Abbreviate )
1. Month
[必須]月の数値を指定します
2. Abbreviate
[省略可能]月の名前を略称するかを指定します。(既定は False で略称しない)
※ 結果は文字列型 (String) で返されます
MsgBox(MonthName(Month(Today))) '当日の月の名前を取得
MsgBox(MonthName(Month(Today), True)) '当日の月の略称名を取得
Now
システムの現在の日付と時刻を取得します
Now
※ 結果は日付型 (Date) で返されます
MsgBox(Now) '現在の日時を取得
Second
指定の日時より秒( 0 〜 59 )の値を取得します
Second( TimeValue )
1. TimeValue
[必須]日時を指定します
※ 結果は整数型 (Integer) で返されます
MsgBox(Second(Now)) '現在の日時の秒を取得
TimeOfDay
システムの現在の時刻を取得または設定します
TimeOfDay
※ 結果は日付型 (Date) で返されます
TimeOfDay = #10:10:00 AM# 'システムの時刻を 午前 10時 10分 00秒に設定
MsgBox(TimeOfDay) '10:10:00
Timer
午前 0 時から経過した秒数を取得します
Timer
※ 結果は倍精度浮動小数点数型 (Double) で返されます
MsgBox(Microsoft.VisualBasic.DateAndTime.Timer) '午前 0 時からの経過秒数
TimeSerial
指定の時、分、秒を表す時刻の値を取得します
TimeSerial( Hour, Minute, Second )
1. Hour
[必須]時を 0 〜 23 で指定します
※ マイナスは現在の時から引いた時、24以降は現在の時に加えた時
2. Minute
[必須]分を 0 〜 59 で指定します
※ マイナスは現在の時分から引いた時分、60以降は現在の時分に加えた時分
3. Second
[必須]秒を 0 〜 59 で指定します
※ マイナスは現在の時分秒から引いた時分秒、60以降は現在の時分秒に加えた時分秒
※ 結果は日付型 (Date) で返されます
MsgBox(TimeSerial(16, 22, 51)) '16時 22分 51秒
TimeString
システムの現在の時刻を取得または設定します
TimeString
※ 結果は文字列型 (String) で返されます
TimeString = "16:22:51" 'システムの時刻を 午後 4時 22分 51秒に設定
MsgBox(TimeString) '16:22:51
TimeValue
指定の文字列より時刻の値を取得します
TimeValue( StringTime )
1. StringTime
[必須]文字列の時刻を指定します
※ 結果は日付型 (Date) で返されます
MsgBox(TimeValue("4:22:51 PM")) '16:22:51
MsgBox(TimeValue("16:22:51")) '16:22:51
Today
システムの現在の日付を取得または設定します
Today
※ 結果は日付型 (Date) で返されます
Today = #3/31/2010# 'システムの日付を 2010年 3月 31日に設定
MsgBox(Today) '2010-3-31
WeekDay
曜日の値を取得します
WeekDay( DateValue, DayOfWeek )
1. DateValue
[必須]日付を指定します
2. DayOfWeek
[省略可能]週の最初の曜日を指定します(既定はFirstDayOfWeek.Sunday)
※ DateDiff の FirstDayOfWeek を参照
※ 結果は整数型 (Integer) で返されます
MsgBox(WeekDay(Today)) '当日の曜日の値を取得
WeekDayName
曜日の名前の文字列を取得します
WeekDayName( Weekday, Abbreviate, FirstDayOfWeekValue )
1. Weekday
[必須]曜日の数値を指定します
2. Abbreviate
[省略可能]曜日の名前を略称するかを指定します。(既定は False で略称しない)
3. FirstDayOfWeekValue
[省略可能]週の最初の曜日を指定します。(既定は FirstDayOfWeek.System)
※ DateDiff の FirstDayOfWeek を参照
※ 結果は文字列型 (String) で返されます
MsgBox(WeekDayName(WeekDay(Today))) '当日の曜日の名前を取得
MsgBox(WeekDayName(WeekDay(Today), True)) '当日の曜日の略称名を取得
Year
指定の日付より年( 1 〜 9999 )の値を取得します
Year( DateValue )
1. DateValue
[必須]日付を指定します
※ 結果は整数型 (Integer) で返されます
MsgBox(Year(Today)) '当日の年を取得
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